探偵事務所に依頼する場合
しっかりした探偵事務所を選ぼう
通話記録を本人に知らせずに覗きみることは犯罪行為になります。
特に、通話履歴などを取得するために所有者に知らせずにスマートフォンにアプリをインストールする行為は配偶者であっても罪に問われます。
最悪の場合、パートナーから訴えられることもあります。
探偵事務所の中には通話履歴を判別できるというところもありますが、もしかしたら犯罪行為にあたるかもしれません。
事前に信頼できる探偵事務所かどうか調べてから調査するようにしてください。
探偵事務所でチェックされる通話履歴のポイント
探偵事務所では通話履歴に関して数点、チェックするポイントがあります。
着信メロディー
一番意外なのは着メロでしょうか。もし、着メロが1つだけ違うものだったら怪しいです。
また、普段聞かないような曲だったら何かあると思ってもいいでしょう。
非通知の着信
他にも携帯の履歴の中で「非通知」からの着信がないかチェックする方法も有効です。
アドレス帳の登録を非通知にしておくと通話履歴にも「非通知」とでるので、浮気相手の本名などで登録するよりも浮気がばれにくくなっています。
浮気相手を非通知に設定している方は意外と多いからです。
着信があった時間
着信があった時間もチェックポイントです。
浮気をしているなら週に1回や隔週に1回は会っているものですが、そのアポイントを取るために電話やメールをしている可能性も高いです。
例えば、仕事関係の相手なのに仕事時間外によく電話がかかってくる場合は怪しいですよね。パートナーのとの関係性も考慮して考えてみてください。
自分で通話記録を調査してみる場合
携帯ショップに持っていく
本来なら30件たまるはずの通話履歴が不自然に溜まっていないというときや、コソコソと電話することが増えたというときは浮気を疑ってしまいます。
ところが、ショップに持って行ってもすぐに中身がわかるわけではありません。
携帯電話の所有名義が他人になっている場合は無許可で中身を覗くことはプライバシーの侵害にあたりますので、ショップでは行ってくれません。
一定の書類が必要になりますので、集めてから行くようにしましょう。
通話履歴を知るために必要な資料
本人不在で通話履歴を開示してもらうために必要な資料は本人確認書類と印鑑になります。
本人確認書類はパスポート、運転免許証などの写真付きの書類は1点だけで大丈夫ですが、健康保険証などの写真がついていない書類だと2点必要になります。
本人確認書類は、コピーでは受け付けてもらえないので、現物を持っていくようにしましょう。
印鑑はどんなものでも大丈夫です。
ショップによっては他人名義の携帯からの通話履歴を取得する際には、携帯を所有している方の委任状が必要となる可能性も高いです。
この場合はパートナーに知られずに通話履歴の明細を取り寄せるのが難しくなるので、他の手段を探してみましょう。
ショップじゃなくても通話履歴を知ることができる?
通話履歴は知りたいけどショップまで行くのはめんどくさいという方もいらっしゃるでしょう。
もともと、携帯ショップでも通話履歴の開示は個人が自分の履歴を知るためのサービスです。
ですので、ネットで手続きを済ませてしまうケースが本来想定されているものになっており、浮気調査の証拠として紙媒体での履歴開示を請求すると300円くらいかかることもあります。
ネットで通話履歴を開示するにはIDとパスワードが必要となりますので、パートナーの携帯のパスワードとIDが分かる方には手軽な方法といえるでしょう。
通話履歴が届いたら
通話履歴が届いたら、よく電話している番号や通話している時間を調べてみてください。
長電話をしていたり、週に1回以上電話をかけていたりするなら怪しいです。また、通話履歴が削除されている場合は履歴の明細と比較してみましょう。
不自然に削除されている番号が同じものだったら、それが浮気相手の番号である可能性は高いでしょう。
浮気をしている可能性があるときは携帯を使っている様子を見てみてください。
浮気をしていたら電話をするときにあなたの目がとどかないところに行ったり、挙動不審になったりしていませんか。
もしかしたら浮気をしていることを隠すために普段と違う行動を取っているかもしれません。よく観察してみてください。
iPhoneとandroidの通話履歴の復元
スマートフォンから通話履歴が削除されている場合でも専用のアプリを使えば復元することも可能です。
もともとは携帯が壊れたときに携帯の中の情報を復元するために使うアプリですが、浮気調査の際にも役に立ちます。
iPhoneの方はアップルストアで、Android の方はグーグルプレイで「通話履歴 復元」と入力してアプリを探してみてください。
iPhoneであればDr.fone for iosというアプリが有能です。
携帯の通話履歴から分かること
浮気をしている可能性があるかどうか
携帯の通話履歴でよく電話している女性がいるからといって浮気をしているとは限りません。
あくまで親しい関係にあるかもしれない女性がいるだけなので、浮気をしているという決定的な証拠にはなりません。
携帯ショップの通話履歴から分かること
携帯ショップで通話履歴の申請をした場合は通話した日付と時間帯の他に、通話相手の電話番号と電話していた時間が開示されます。
浮気を疑っている場合はパートナーが何回もかけている番号や20分以上の長電話をしている相手の電話番号を控えておくようにしてください。
また、通話履歴に「非通知」からの着信が多いときも注意が必要です。
浮気をしている方はそれをカモフラージュするために何らかの対策をしています。
浮気相手の本名をアドレス帳に登録している方はほとんどいないといってもいいでしょう。
通話履歴を確認したら
探偵事務所に行く
ある程度の証拠が揃ったら探偵事務所に行って詳しい調査をしてもらいましょう。
もちろん、探偵事務所には証拠の揃わない状態でも行くことはできます。
ただ、探偵事務所は第三者なので自動車にGPS発信機を付けることができないなど、できることにかなり制約があります。
ある程度情報がないと時間がかかってしまいます。
浮気相手に電話だけはしない!
パートナーとやり直したいと思っている場合、浮気相手に電話するのは絶対にやめてください。
浮気相手からパートナーにあなたから電話がかかってきたという事実が伝わってしまうと、パートナーがあなたへの不信感を募らせる結果になってしまいます。
また、あなたがこっそりパートナーのことを調査したこともバレてしまいます。
特に、通話履歴だけでは「会社の同僚と連絡を取っていただけ」などと何とでもごまかしが効いてしまいます。
決定的な証拠をつかむまでは浮気調査をしていることはパートナーに悟られないようにした方がいいでしょう。
通話履歴だけでは浮気の証明にならない
身体の関係があるかどうかの証明が必要
浮気を立証するための一番の証拠は身体の関係があるかどうかです。
そのためには、ラブホテルへ出入りしていた証拠やどちらかの自白が必要になります。
特に、ラブホテルの出入りの写真は入っていく写真と出ていく写真の両方が必要になりますので、素人の方だと取るのが難しいかもしれません。探偵事務所に依頼することをおすすめします。
浮気を証明できる証拠を得るためには
通話履歴だけではしっかりとした証拠にならず、弁護士のところへ離婚などの相談に行っても証拠不十分で取り扱ってもらえないことが多いです。
パートナーに曖昧な態度を取らせないためにも、浮気相手の自白やラブホテルに出入りしている写真はそれだけで浮気を立証できるほどものになります。
他にも、パートナーがいつも行かないようなお店のポイントカードを持っていたり、2人とも香水を使っていないのに香水の匂いがしたりといった些細なことでも記録しておくと、裁判などの際に有利に立てることがあります。
ただ、こうした証拠は相手が警戒してしまうと出てきにくくなってしまいますので、浮気を疑う場合はパートナーに疑っているそぶりを見せないように探してみてください。