興信所・探偵事務所の主な業務として浮気調査を行うというものがあります。
ちなみに興信所は個人や企業の信用調査を行う内観型調査を得意としており、探偵事務所は人探しや浮気調査などの外観型調査を得意としているという定義なのですが、現実問題としてほとんど違いはありません。
こちらの記事では興信所や探偵事務所が行う浮気調査の費用について解説していきます。
もくじ
浮気調査を行う目的
裁判で勝利するには浮気の決定的な証拠が必要
興信所や探偵事務所に浮気調査を依頼する目的なのですが、浮気調査のゴールは浮気の決定的な証拠をつかんで裁判を有利に運ぶことを目的としています。
裁判を有利に運ぶためには、離婚事由として規定される不貞行為を証拠として提示する必要があります。
不貞行為とはすなわち配偶者がいる人が配偶者以外の異性と性的な関係を持つことなので、配偶者以外の人とラブホテルに入っている写真や自宅に出入りしている写真などを指します。
これを入手することが浮気調査のゴールであることをしっかり覚えておかないと、後々説明する費用について大きく変わってきますのでしっかり把握しておきましょう。
興信所に依頼する目的は証拠をつかむため
そのため興信所や探偵事務所に依頼する目的は、不貞行為の明確な証拠をつかむために行います。
裁判で認められる不貞行為な証拠としては、相手が配偶者以外の人と性交渉を行っていることが第三者にもわかるような明確な証拠が必要です。
つまり彼女が浮気相手の自宅に5回以上出入りしている、浮気相手と1時間以上ラブホテルに入っているなどといった写真や動画を集める必要があります。
逆に言えばこういった証拠を自分で入手できるのであれば、わざわざ興信所や探偵事務所に依頼しなくても大丈夫です。
しかし現実問題としては難しいので、興信所や探偵事務所に依頼する人が多いということです。
浮気調査の料金相場
浮気調査にかかる費用の計算方法
それでは浮気調査にかかる費用は具体的にどのように計算されているのでしょうか。
浮気調査の調査料金は、
浮気調査をした調査員の数 × 浮気調査にかかった時間 × 時給
で計算されるとされています。
例えば調査員2人で7時間を3日分調査し、調査員の時給が3000円だった場合は2（人）×21（時間）×3000（円）で126000円が調査費用としてかかります。
先ほど説明したように浮気調査の目的は、浮気の決定的な証拠をつかむことです。
その目的を達成するために興信所が人員と時間をどれほど割くかで料金は変動してくるという訳です。
ただしこれが浮気調査の費用のすべてという訳ではありません。
浮気調査は調査費用に加えて、経費（交通費や通信費など）、事務手数料、成功報酬などが発生してきます。
そのため調査の規模にもよりますが、浮気調査の費用は10万円～100万円くらいに収まることが多いです。
浮気調査にお金をかけすぎてしまうと、せっかく裁判に勝ってももらえる慰謝料に届かないという場合もありますのでそれを頭に入れた上で調査を依頼するようにしましょう。
興信所の料金パターン
また興信所によって料金の支払いパターンは主に「時間料金型」「パック料金型」「成功報酬型」の3つにわかれます。
1.時間料金型・・・時間当たりの料金を基本にしており、かかった時間に対して料金が請求されるパターン
2.パック料金型・・・調査員の稼働時間や経費など全てをパッケージ化して一律の料金で請求されるパターン
3.成功報酬型・・・依頼時に着手金を支払い調査に成功したら成功報酬を支払うパターン
以上の3つの料金パターンがありますが、どの料金パターンがいいのかは人によって異なります。
まず最もトラブルが少なく明瞭会計なのは、パック料金型です。
イレギュラーな事態が起きて経費が増えたとして料金が同じなので、料金面でトラブルになることはあまりありません。
また調査にかかる時間が短いとわかっているのであれば、時間料金型の方が安くすむパターンが多いです。
成功報酬型は一見するとよさそうなのですが、依頼者と興信所の間で成功の定義をしっかりしておかないと後々トラブルになりかねません。
例えば依頼者は浮気の証拠をつかむことを成功と考えて依頼したとして、興信所が調査したところ実際には浮気が行われていないことがわかりました。
興信所からすれば浮気が行われていないことが証明できたので成功と言っても、依頼者が納得しないというケースがあります。
このように成功報酬型は成功の定義によってトラブルになることがありますので、事前にしっかりとすり合わせをしておくことが必要です。
興信所・探偵の追加料金・キャンセル料金について
また悪徳な興信所に依頼した時にトラブルになりがちなのが、追加料金とキャンセル料金です。
追加料金は調査する日数の増加などが要因で請求されることがありますが、まだ証拠が不足しているから追加で調査をしたいと言われて追加で料金を請求されることがあります。
もちろんこれは本当のことかもしれませんが、悪質な興信所の場合はうそをついて料金を請求するというパターンもあるようなので注意しましょう。
また調査をしている段階で和解したのでキャンセルをするというケースもあります。
そういったケースのキャンセル料が発生するのか、またいくら発生するのかということも事前にチェックしておきましょう。
無用なトラブルを避けるためにも、追加料金とキャンセル料金に対する事前確認は必須です。
興信所・探偵の浮気調査費用を安くするためには
料金形態がしっかり決まっている興信所を選ぶ
それでは浮気調査の費用を安くするためにはどうすればよいのでしょうか。
まずは料金形態がしっかり決まっている興信所を選ぶ事です。
必要以上に料金のかからない料金プランをしっかり提示してくれる興信所であれば、トラブルになることも少ないのでそういった会社を選んで依頼することがトラブルを防ぐことにもなります。
ターゲットの行動を把握しておく
またターゲットの行動を事前に把握しておくと、料金が安くなることがあります。
例えばターゲットは毎週金曜日の仕事終わりに浮気相手に会うということが事前にわかっていれば、調査をするのは金曜日の仕事終わり数時間をすればいいということになります。
浮気調査の調査費用は人員と時間と時給によって決まりますので、調査する場所と時間が事前にわかっていれば人員と時間を節約することができ浮気調査費用を安くすることができます。
ターゲットの行動が把握できているのであれば、それを興信所に伝えて交渉してみるというのも1つの手です。
浮気調査におすすめの興信所・探偵事務所
原一探偵事務所
ここまで興信所で浮気調査にかかる費用について解説してきました。ここからは浮気調査に対して料金が明瞭で、信頼できる興信所を紹介していきます。
まず紹介させていただくのが、浮気調査などでメディアにもよく出演している原一探偵事務所です。
原一探偵事務所は24時間365日対応のフリーダイヤルがあるので、そこで事前に無料相談ができるという点が大きな長所です。
これまでに11万件以上の浮気調査を行ってきていますので、実績については十分の会社なので浮気調査について不安な点が多いという人は原一探偵事務所に相談してみてはいかがでしょうか。
総合探偵社TS
女性向けの依頼を得意としている探偵事務所が総合探偵社TSです。探偵とは別に夫婦カウンセラーが在籍しているので、調査だけでなくカウンセリングにも対応が可能です。
東京のみの拠点なので地方での依頼は難しいですが、拠点を1つに絞ることで固定費を抑えているので調査費用が安いというのも魅力ですね。
ISM調査事務所
浮気調査料金が安い興信所を探しているのであれば、ISM調査事務所がおすすめです。即時契約をした人限定なのですが、調査費用50000円分が無料になるので料金を安く抑えることができます。
メールでの無料相談も可能なのでまず相談をしてみて、よさそうであれば依頼という方法がとれるのも嬉しいですね。
